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ペルースタディーツアーに参加して

2016/08/25

今回のツアーに参加し、ペルーは多様性に富んだ国であること、そして何より日本人と深い関係にあることが分かった。また、ペルーという国に対する愛着が湧いたのはもちろん、日本を見つめ直すよい機会にもなった。

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本スタデイーツアーでは、教皇庁立ペルー・カトリック大学でペルーの歴史や社会事情について講義を受講し、その後現地の日系人協会や日本語学校等で現地に暮らす人達との文化交流を行った。また日本人移民が初代村長となったマチュピチュ村や数々の遺跡、博物館への訪問等を行い、机上で学んだ知識を後にフィールドワークを通じて直に体感できるプログラムの構成であったため、より深くペルーの過去、現在、未来について理解し、考えることができた。

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ペルーカトリック大学での講義

教皇庁立ペルー・カトリック大学での講義はすべて英語で行われた。高度な内容であり理解が難しい部分もあったが、それに食らいつこうと必死に努力した。講義では、インカ帝国時代からスペインによる支配の時代、日本人移民の渡来など、ペルーの歴史、ペルー社会に未だ残る人種差別や男女格差、非識字者の人数の多さなど、多様な人種が存在し、様々なアイデンティティが入り乱れるペルーにだからこそ起こりうる問題を学んだ。講義で事前知識を得たことで、マチュピチュ遺跡の構造や町に残るヨーロッパ調の建造物、町を行き交う現地の人々などに対してより興味深く目を配ることができ、ペルーの歴史や社会を肌で感じることができた。

日系人協会や日本語学校、マチュピチュ村文化センター、大学での文化交流は非常に有意義なものであった。日本から持参した浴衣を着用し、日本のポップ力ルチャーから伝統的な遊びまで幅広く紹介した。現地の人々にも参加をしてもらった。日本や宿泊先で念入りに準備を重ねて実行した結果、幅広い世代の人々に楽しんでもらうことができ、ツアーの中で特に印象深い経験になった。

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現地の子供たちとの交流

私は大学では新聞学科に所属しており、メディアと外国籍市民の関係や諸外国のメディア、エスニック・メディアなどについて研究したいと考えている。そのため、ツアーに参加している間も、ペルーのメディア事情に関する疑問を大学教授に投げかけたり、宿泊先でテレビ番組を見たり、日系新聞について調べたりした。自分の専攻分野に関する学びの機会としても良い経験になったと感じている。

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現地の子供たちとの交流

スペイン語学習に対する意欲も今まで以上に向上した。ペルーでは英語も通じるであろうという先入観を持っていたが、観光地でさえあまり通じなかった。2年間学んできたスペイン語ではあるが、今後も引き続きスペイン語科目を履修し、自分でも勉強を続け、運用能カを高めていきたい。そして、いつの日にかまた、必ず南米諸国に足を踏み入れたい。将来は日本とラテンアメリ力社会に今以上の盛んな交流を促せるような職業に就きたいと考えている。

文学部 新聞学科3年 吉田梨花子